Edgestone

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ハースストーン

対策カードの採用基準・前半戦

全国のハースストーン愛好者のみなさま、こんにちは。

杉本=ヨハネと申します。

ハースストーン歴1年半の中級者です。

 

◆自己紹介。

ふだんはアナログゲームのライターのような仕事をしているんですが、Edgestoneの魅力あふれる記事に触れて、投稿しようと決めました。

といっても、JubileEさんや天野さんのようなトガった──まさにエッジの効いた──記事を書く自信はないので、分かりやすさを目指したハースストーン攻略記事を投稿します。

これで私もEdgestoneのメンバーです。ふふ。

 

◆対象と内容。

この記事の内容は、初心者~初級者を対象としています。

取り扱うのは「対策カードの採用基準」について。

今回はその前段階として、ハースストーンというゲームの性質について触れます。

 

◆ホールデムのアメリカ、オセロの日本。

あるアメリカ人のアナログゲーム制作者が、このような言葉を言っています。

「ゲームというのは、運の要素と実力の要素が絡み合って、初めて熱中できる」

この言葉がすべて真実とは思いませんが、ハースストーンが生まれたアメリカという国の、ゲームに対する姿勢を、分かりやすく示しています。

ハースストーンには、実にたくさんの「ランダム」が仕掛けられています。

《手動操縦のシュレッダー/Piloted Shredder》(断末魔:無作為に選ばれたコスト2のミニオンをあなたの場に召喚する)を倒したとき、飛び出てくるミニオン、、、ランダムです!

《ドクター・ブーム/Dr. Boom》が引き連れてくる《ブームロボ(Boom Bots)》の断末魔(無作為に選ばれた対戦相手のミニオンまたはヒーローに1〜4点のダメージを与える)、、、対象もダメージもランダムです!

このような「ランダム性」の混じったゲームとしては、アメリカの国民的なポーカーのルール「テキサス・ホールデム」が世界的には有名です。

日本人がつくった代表的なゲームが「オセロ」であることと比べると、国民性の違いが浮き彫りになりますね。

日本人はオセロや将棋のような、実力が高い者=勝者であるゲームが、好きなんです。

まさに、白黒ハッキリつけたいわけですね、オセロだけに。

おっと、すべった。

 

◆ハースストーンが「クソゲー」と呼ばれるとき。

ハースストーンのような、高い戦略性を要求されるゲームでも「クソゲー」と呼ぶ人はいます。

さまざまな理由があるでしょうが、そのなかで見かけるものとして、たとえば、

「めちゃ勝ってたのに敵の《手動操縦のシュレッダー/Piloted Shredder》を倒したら《終末予言者/Doomsayer》(あなたのターンの開始時に、全てのミニオンを破壊する)が出てきて全滅した」

のような、「まさかの不運で負けた体験をした」というケースがあります。

このような体験は腹立たしいもので、いつまでも記憶に残り、人によってはそのゲームを「もうやらない」と結論づける原因となります。

 

◆目の前の勝利でなく、勝率を争う。

しかし、このようなランダム性は、ゲームを楽しくするために必要なものです。

将棋だったら、自分よりも強いプレイヤーと戦うと、ほとんど勝ち目がありません。

でも、ランダム性が大きければ、弱いプレイヤーが勝利することもあります。

ランダムなできごとは「理不尽」と捉えることもできます。

しかし、ただの「運不運」と考えることもできます。

なぜなら、まったく同じことが、誰にでも──対戦相手にも起こり得るからです。

このようにつくられている以上、たとえプロといえども「必ず勝つ」ことはできません。

運の部分はどうしようもないのです。

それでも、勝率をあげることはできます。

「ハースストーンひとくち新聞」2月5日号には、山崎葉人さんが勝率54%でレジェンドになった、と書かれています。

まさに、そういうことです。

「運」の部分は、弱い人が勝つこともある、あるいは強い人が負けることもあるという「目の前の楽しみ」を創出するためにある要素なのです。

だって、こういったゲームが「完全なる実力のみ」だとしたら、ガチガチすぎて楽しめないと思いませんか?

ドキドキワクワクするゲームには運の要素が必要だというのが、ハースストーンの根底に流れる考え方だと私は思います。

 

◆余談。

このあたりの考え方はイアン・テイラーとマシュー・ヒルガーが書いた『賭けの考え方』(カジノブックシリーズ)に詳しいので、一勝一敗についついカリカリしてしまう人は、読んでみるといいでしょう。

「テキサス・ホールデム」についての本ですが、これもランダム性のあるゲームですから、役に立つと思います。

 

後半に続きます。

この記事を書いた人

sugimotojohn#1445(NA)
sugimotojohn#1445(NA)
アナログゲームライター。
ゲームブックやボードゲーム攻略本を書いて生きています。

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