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naxx1

ハースストーン

ありがとうさようならナクスラーマス&ゴブリンvsノーム naxx編

2016/04/15

《はじめに》

2016年の新拡張につきスタンダードモードが採用され、ナクスラーマス(以下naxx)とゴブリンvsノーム(以下GvG)のカードがスタンダード落ちされるという話はもう皆さんご存じだと思う。

色々言いたいことがある人もいるかもしれないが、それはちょっと置いといて。

懐かしのデッキ類をもう一度見て、一抹の寂しさを覚えながら、ありがとうとさようならを言おう。

書いた人:でみあん(@de_mi_an) アドバイザー:ねこにん(@nekomata50)

 

《前編 ナクスラーマス》

2014年7月23日に実装した《ナクスラーマスの呪い/Curse Of Naxxramas》

ロールアウト後初の拡張そして初のアドベンチャーモード搭載と色めき立った我々。

週ごとに増えていく新しいカードと、変わっていく環境に毎日がドキドキだった。

参考:ナクスラーマスのカード (HEARTHSTONE MANIAC)

naxxの特徴と言えばおどろおどろしい雰囲気、それに伴い《断末魔/Deathrattle》ミニオンにスポットライトが当たったこと。クラシックカードではかゆいところに手が届かなかったことができるようになったこと。

そして……ハンターの強さだ!!!!

image05出会って早々「Greeting Traveler」(挨拶)からの《墓掘り人/Undertaker》で爆発ドカーンだ(こっちが)。フルパワーで戦わなくても強かったハンターを中心にナクスラーマスのデッキを紹介していく。

※なお情報抜け・説明不足の欄があればコメント欄、Twitter等で言ってくださると幸いです。
image15ハースストーンの歴史イコールハンターの歴史。全ての中心は彼だった。

naxx前から強かった《飢えたハゲタカ/Starving Buzzard》《猟犬を放て!/Unleash the Hounds》による5マナ(これでも犬nerf済)の通称鳥犬コンボに加え、新たに《墓掘り人/Undertaker》の登場でさらに強くなったミッドレンジハンターは、脇を固める《ウェブスピナー/Webspinner》《Mad Scientist / マッドサイエンティスト》、獣属性の《呪われた蜘蛛 / Haunted Creepe》という単体でも強いカードが全て《断末魔/Deathrattle》持ちで《墓掘り人/Undertaker》が強化されるという地獄。なんなら最強ミニオンと名高い《サバンナ・ハイメイン/Savannah Highmane》ですら《断末魔/Deathrattle》持ちなのでいつ出しても死角無し。苦手だったミラクルローグ対策に《ロウゼブ/Loatheb》まで入ったため本当に手が付けられなくなった。image16《Mad Scientist / マッドサイエンティスト》効果で増えたシークレット積みの敵にはnerf前で1コストだった《照明弾/Flare》が炸裂する。なお《ケザンのミスティック/Kezan Mystic》実装はGvGなので存在しない。これが理不尽じゃなくてなんなのかという話である。image20DKMRのメタランキング8月第二週でついに今では90%近いプレイヤーがハンターを操っているという状態とまで書かれ、まさしくHUNTER×HUNTERとなった。

これは2014/9/22のパッチ1.2.0.6485で鳥とリロイがnerfされるまで続いた。

image07これは幽遊白書だった。nerfされてもハンターの強さに陰りが差したわけでもなく、新たに顔面殴打特化型アグロハンター(通称フェイスハンター)を生み出す。ひどい置き土産もあったもんである。改めて《墓掘り人/Undertaker》がnerfされるまでこの地獄は続く。

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image08アグロ対策としての《ヘドロゲッパー/Sludge Belcher》が最強デッキに入ってしまうとは本末転倒もいいところである。

 

image02ヒーローパワーが強いすなわち強い。それを体現したウォーロックは、βテストの頃から低価格だがプレイングの優劣が出やすいzooと高価格だがそのデッキパワーで圧倒するハンドロックの二つでラダーに輝く。なにがきついってzooとハンドロックではその初動が違いすぎるので対応するマリガンが全然違うのだ。この点もあって両雄並び立つウォーロックである。image09ん?マーロックウォーロック?(通称Murlock)そんなん知らんな。

zooimage34

待望の《刈入れゴーレム/Harvest Golem》以外の《断末魔/Deathrattle》持ちミニオンの追加で、盤面を強化して戦うzooのコンセプトに合致。《呪われた蜘蛛/Haunted Creeper》とzooのためにあるような《ネルビアンの卵/Nerubian Egg》である。そして《断末魔/Deathrattle》といえばの《墓掘り人/Undertaker》がここでもやってくる。もっと速いデッキが確立された2016年では想像もつかないが、当時アグロデッキといえばzoo以外目立った物は無かった。月初めはzooの時間だった。ハンターさえいなければの話だが。image11《ヴォイドコーラー/Voidcaller》が実装されたもののそれより強い《墓掘り人/Undertaker》がいたため目立つことはなかった。

ハンドロック

image32リロイのnerf前だったのでコンボ兼用という最強ハンドロックだ。naxx実装後も特に変わりばえせず強いデッキという変な立ち位置である。普段の巨人を出す勝ち筋の他に、《リロイ・ジェンキンス/Leeroy Jenkins》+《凄まじき力/Power Overwhelming》+《無貌の操り手/Faceless Manipulator》で10マナ20点、《魂の炎/Soulfire》が0マナだったので追い打ち4点なんてプレイができた。リロイnerf後は環境の速度が遅くなったので《ヘドロゲッパー/Sludge Belcher》≪ロード・ジャラクサス/Lord Jaraxxus≫入りがスタンダードになった。ただしラダーにハンターがいなければ。image14なお《ヴォイドコーラー/Voidcaller》が実装されたものの強いデーモンがいなかったためあまり目立つことはなかった(またかよ)。

 

image22トップにはいないがいつもベスト3にはいた彼。まずスポットライトが当たったのはトークンドルイドであった。image19新カードの《毒の種/Poison Seeds》はなんの存在価値も持たなかったが、naxxのカードを有効活用し中盤戦を有利に展開させ苦手といわれていたzooにくらいついていく。その過程の中で《刈入れゴーレム/Harvest Golem》《サンウォーカー/Sunwalker》より有用なミニオンが研究され、《ナクスラーマスの亡霊/Shade of Naxxramas》《ヘドロゲッパー/Sludge Belcher》に変わっていく。今にすると驚きだがこの頃は《野生の繁茂/Wild Growth》抜きもいくつか見られた。そしてドルイドの苦手な除去のために《黒騎士/The Black Knight》はほぼ必ず入っていた。

生涯のライバルであったzooとハンドロックを倒すためランプドルイドの研究も進む。image17《ケルスザード/Kel'Thuzad》《マイエクスナ/Maexxna》などを入れて終盤戦に持ち込もうとするデッキも散見された。しかしそんなドルイドにさらなる強敵が登場する。《凍結の罠/Freezing Trap》《サバンナ・ハイメイン/Savannah Highmane》といった対処にきついカードをひっさげたミッドレンジハンターであった(はいまたでた)。image12なおトークンやランプなどのドルイドの研究が進んだ結果、マナ加速したあと《獰猛な咆哮/Savage Roar》+《自然の援軍/Force of Nature》で押し切るのが一番強い、なので二枚ずつ挿そうということが認知されていき、2コンボドルイド(未だミッドレンジという言葉は定着せず)が広まっていく。

そして前出の2つのデッキは淘汰されていった。

 

image01サービス開始後猛威を振るったミラクルローグ。その対策として登場した《ロウゼブ/Loatheb》《ガジェッツァンの競売人/Gadgetzan Auctioneer》を守るマストピックとなって強化されてしまった。新手のギャグのような話である。image27結局ミラクルローグの栄華にトドメを刺したのはなんのことはない、《リロイ・ジェンキンス/Leeroy Jenkins》のnerfであった。前述のハンドロックもそうだが、リロイnerfによってできなくなったいくつかのコンボにより、相対的に《墓掘り人/Undertaker》入りのミッドレンジハンターが強くなっていく。image04

 

image24光あるところ必ず影がある。今も昔もハンターのメタはウォリアーコントロール(ウォリコン)だ。image10勿論影がハンターで光がウォリアーである。《デス・バイト/Death's Bite》《ヘドロゲッパー/Sludge Belcher》という最高のカードが手に入ったからだ。この頃は《鉄嘴のフクロウ/Ironbeak Owl》がほぼ確実に一枚入っていた。サービス実装時ですでに完成していたデッキなので、デッキ内訳は良くも悪くも変わりばえがしない内容である。ある意味どう強くなるかが楽しみなデッキとも言える。天敵ハンター相手に長期戦に持ち込めずに《墓掘り人/Undertaker》が大暴れしたら為す術無く死んでしまうのも玉に瑕である。image25

 

image18naxx実装前は

Ladderを真剣に取り組むつもりはではない、というプレイヤーでもない限りこのヒーローはオススメできません。

とまで書かれ、人生に疲れた人が嫌がらせをするためにプレイするか、お笑い配信者(Amaz)がリアクション芸をするために存在していたヒーローであった。

しかし破格のスペックを誇る《闇の教団の使徒/Dark Cultist》の登場、アグロ対策として《エサゾンビ/Zombie Chow》《デスロード/Deathlord》によって大幅にケアされた。image37《墓掘り人/Undertaker》を入れたデスラトルプリーストの登場で、苦手な序盤をしのぐ方法を確立した。しょっちゅう闇墜ちするヒーローである。image23この頃特筆すべきことといえば「爆アドおばさん」こと《カバルの影の僧侶/Cabal Shadow Priest》だ。image33少し前まで《刈入れゴーレム/Harvest Golem》を盗みまくっていたおばさんは、《ネルビアンの卵/Nerubian Egg》を奪うようになり「卵泥棒おばさん」と呼ばれるようになった。プリミラーでは《断末魔/Deathrattle》持ちミニオンのために入れた《バロン・リーヴェンデア/Baron Rivendare》がおばさんによって裏切りを繰り返すという地獄絵図が繰り広げられたりもした。

 

image26ミッドレンジシャーマンは新スペル《転生/Reincarnate》を使いこなすため《呪われた蜘蛛/Haunted Creeper》《ネルビアンの卵/Nerubian Egg》、そしてやっぱり《墓掘り人/Undertaker》を入れたデッキが現れた。image00

image29が、zooの方が強かったのは言うまでもないimage13しかもラダーには天敵ミッドレンジハンターがウヨウヨいるため下手にトーテムも出せない。

そんな矢先ある事件が起こる。

突如ラダーにシャーマンが大量に押しよせたのだ。image06盤面をとにかく広げ続け、《海の巨人/Sea Giant》《血の渇き/Bloodlust》で押し切るという型が急に増えた。海外サイトでシャーマンBOTが配布され、一説にはレジェンドに到達したBOTもいたというくらいラダーに溢れたのだ。これは紛う事なき地獄であった。image31なおシャーマンが一番多かった時期は2年間でこの時である。

 

image03テンポメイジというデッキが存在しない時代。世の中のメイジのほぼ全てがフリーズメイジだった(たまにアグロメイジなるものもいた)。3マナという9ヒーロー中最高コストのシークレットを持つメイジが待ち望んでいた、テンポロスをせずにシークレットを貼れるミニオン《Mad Scientist / マッドサイエンティスト》の登場によりフリーズメイジはここに完成する。image30上記の構成を見てもらえば一目瞭然だろう。唯一の誤算はそれをもっと有効活用できるヒーローがフリーズメイジのアンチだったことだけである。俺ならもっと上手くマッドサイエンティストを使いこなせる!とレクサーが叫んだかはさだかではないが、《照明弾/Flare》という置き土産まで残していった彼のせいでメイジというヒーローは爆発四散した。image31

 

image21弱い。盤面を強化して戦うヒーローなのに盤面に残るカードがないからどうしようもない。image28上記はTauntadin(トーンタディンという嫌がらせと遅延行為の権化みたいなデッキである。

だからといってハンターと五分だから自分に対して嫌がらせしているようなものである。

前評判ではでラダーを支配するほどの力と言われていた《仇討/Avenge》は闘技場ではともかくラダーでは特に影響はなかった。ちょい強い程度のカードではどうしようもなかったのだ。

あーぶっ壊れカードが3枚くらい実装しねえかなあー(伏線)。

似たような構成で、回復を多めに入れたHealadin(ヒーラディンというものもあった。

この時期色々な○○ディンが乱立したが日の目を見ることは無かった。

今現在パラディンに苦しめられているプレイヤーにとっては夢のような話である。image35

 

後半(GvG編)につづく

 

参考文献(このサイトにいくともっと詳しく載っています)

Hearthstone dojo

Hearthstone Read2Win

Hearthstone MANIAC WIKI

HearthPwn

HearthStone Top Deck

2016/2/12 Ver.1.0

この記事を書いた人

demian
demian
著者紹介:でみあん
ネットゲームやコンシューマーゲームをメインに担当するフリーマンHERO。賞歴はない。Hearthstoneでも,特に何かを成し遂げたことはない。主に歴史物シミュレーションゲームが大好物だが、アクション,RPG,スポーツゲームまで,何でも食いつく好きな漫画家は冬目景。

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