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漫画

ももんちの話

2016/02/17

17年の連載を経てついに完結した『イエスタディをうたって』や『羊のうた』で有名な冬目景。

冬目作品といえばラフさを残しつつも繊細な画風、芸大出身らしい美麗なカラー絵、全体的に広がる暗い雰囲気(イエスタディ~は除く)、恐ろしいまでの寡作、すぐに別作品に浮気するのでそのたびにやきもきする等が挙げられます。

そんな冬目景先生の漫画『ももんち』をご存じでしょうか。

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主人公岡本桃寧(通称もも)は一浪して芸大の予備校に通う女の子。

少々頼りなく、おっとりした性格の彼女を中心に巻き起こる日々のエピソード……。

今日はそんな『ももんち』をご紹介します。

 

1).冬目景らしからぬ絵のタッチ

この帯を見てください。

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アニメ絵っぽい!特にこんな目ん玉ぐるぐる絵を冬目先生が描くなんて想像の範疇外です。

デフォルメされたコミカルな絵の反対側にいた冬目先生が!(失礼)

カラーもそれを意識しているのかあえて色を足していない場面があります(面倒くさかったわけではないと思う)。

なによりももちゃんがかわいい。

「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」(作品違う)

そもそもタイトルからして『ももんち』。当時流行ってた『けいおん!』とか『とらドラ!』とか『ぼくらの』みたいな4文字名前。

敷居が広そうな気がします。

なお、ところどころで和装が出てきたり古くさいお屋敷が出てきたりいつもの冬目作品らしさも残っております。

2).なにも起こらない

そりゃ作品単体ではももの小さい成長を綴っているのですが、別に吸血鬼が出てくるわけでもなく、殺人事件が起こるわけでもなく、ただただ普通の物語が広がっています。

言ってしまえば日常もの。

作品全体に重々しくない雰囲気が漂っており、小さなギャグとかを挟んできます。

冬目作品を読んでいてフフッと笑える余地など無かったのですがこの作品では何度も見ることができます。

重ねて言いますが空気が重くない冬目作品はこれだけ!!

正直京アニあたりでワンチャンアニメ化無いか心待ちにしております。

3).続刊が無い

1巻完結です。

これで「次の巻は2年後か……」とか「うわ今度はモーニングで連載始めてるまた続き見れなくなるのか……」とか「2週連続で掲載されてるとか逆に不安」とかそういう悩みがないです。

もっと続きが読みたいよなあという悩みとは相反する悩みです。

 

何度も言いますがこれはおすすめです。

冬目作品のファーストステップに最適。

ほんわかまったりしたももちゃんの日常を是非お楽しみください!

 

しかし普通の漫画を描いて「異色作」と言われる冬目先生は流石としか言いようがない……。

 

 

 

この記事を書いた人

demian
demian
著者紹介:でみあん
ネットゲームやコンシューマーゲームをメインに担当するフリーマンHERO。賞歴はない。Hearthstoneでも,特に何かを成し遂げたことはない。主に歴史物シミュレーションゲームが大好物だが、アクション,RPG,スポーツゲームまで,何でも食いつく好きな漫画家は冬目景。

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